筆記具 Q&A
Q1 |
万年筆を落として、ペン先が曲がってしまった! どうすればいい? |
A1 |
自分で治そうとせず、そのままの状態で「OFFICE赤えんぴつ」までお持ちください。 状態を見て、取り扱いできるメーカーであれば、修理をお受けします。 修理には、最低でも一ヶ月ほど掛かりますので、ご了承ください。 その他、インクの詰まり、インクのかすれ、ペン先の歪み、本体のヒビなど、気になることがありましたら、 お気軽にご相談ください。 |
Q2 |
鉛筆の「F」って、どの濃さなの? |
A2 |
「H」と「HB」の間の濃さです。 ちなみに、現在鉛筆の濃さには、10B~10Hまで、22種類もあります。 ここまでの濃さが揃っているのは、世界で三菱鉛筆の「ユニ」という商品しかありません。 「B」の前につく数字が大きいほど芯が柔らかく色が濃くなり、「H」の前につく数字が大きいほど芯は硬くなり色は 薄くなります。筆圧によって好みの濃さは変わってきます。「OFFICE赤えんぴつ」では、すべての濃さの試し書き ができますので、自分に合った濃さを見つけてみませんか? ※「鉛筆の濃さ」について、おもしろいページがありましたので紹介します。 →こちらをクリック! |
Q3 |
マジックで書いたものを屋外に置いていたら文字が消えてしまった! 何故? |
A3 |
それは、マジック・マーカー・サインペンの「インクの種類」によります。 屋外で使用するなら、水にも流されず、光による退色にも強い、「油性顔料のインク」を使用しているものを 選びましょう。 寺西化学工業 「オパックカラー」 → 詳しくはこちら 三菱鉛筆 「ペントマーカー」(PX-30 太字角芯のみ) パイロット 「ペイントマーカー」 → 詳しくはこちら ぺんてる 「ペイントマーカー」 インクの種類について、面白いサイトがありましたので、リンクしておきます。 →こちらをクリック! その他、「ホワイトボードマーカー」でも「油性顔料のインク」を使用しているものがありますので、参考にして下さい。 |
Q4 |
ボールペンの「油性」「水性」「ゲル(ジェル)」って何が違うの? |
A4 |
上記A3にも共通しますが、インクの種類が違います。 詳しいページがありましたので、紹介します。 →こちらをクリック!! 最近まで、「油性ボールペンはインクの出が悪く書きにくい」とか、「水性ボールペンは書きやすいけれど、にじんだり 水に濡れると流れてしまう」といったような、嘆きの声があったかと思いますが、各筆記具メーカーが頑張って商品 を開発していて、最近では、「油性ボールペンなのにスラスラ書ける」「水性ボールペンのようにサラサラ書けるのに 乾くと耐水になる」ボールペンが続々と発売されて、その種類は多岐に渡っています。 「OFFICE赤えんぴつ」では、品数豊富に取り揃えていますので、店頭で試し書きをして、ご自分にあったボールペン を選ぶことをおすすめします。 |
Q5 |
今話題の「消せるボールペン」。使用上の注意事項って、何かあるの? |
A5 |
パイロットが出している「フリクションボール」や、三菱鉛筆から出ている「ユニボール ファントム」など、 ボールペンなのに消すことができる! という、画期的な筆記具ですが、共に摩擦熱でインクを消しているので、 使用には注意が必要です。 とにかく知っておかなければならないのは、「高温になるとインクが無色になり、消えてしまう」ということ!! 擦っての摩擦熱だけでなく、ドライヤーやストーブの熱、ラミネーターの熱、太陽光などで高温状態になると インクが消えてしまうのです。ということは、書いたものがすべてなくなってしまうということ。 その点から、各メーカーとも、証書類や公文書、保存用文書、封筒などの宛名書きなどには 使用しないように 注意を呼びかけています。 簡単気軽に使用できる商品ですが、その特性を理解し、後悔しない使い方をしましょう。
ちなみに、「消しゴムで消せるボールペン」も発売されています。 三菱鉛筆の「ユニボール シグノ イレイサブル」は、摩擦熱ではなく、消しゴムで擦って消せるインクを採用。 本体に小さいながらも消しゴムが付いているので、別に消しゴムを持ち運ばなくてもOKです。 用途や使用環境に応じて、商品を選んでみてください。 |
Q6 |
鉛筆が短くなって使いにくいです。何かいい方法はないでしょうか? |
A6 |
あります。 詳しくは、「学童用品Q&A」ページをご覧ください。 |
Q7 |
マークシート専用の鉛筆やシャープペンシルはありますか? |
A7 |
あります。 詳しくは、「事務用品Q&A」ページ、A8をご覧ください。 |
Q8 |
インクがあるのに、ボールペンがつきません。どうしたらいいですか? あと、ボールペンの替芯の替え時は? |
A8 |
インクの種類にもよりますが、ペン先にインクが詰まって出ない場合は、ティッシュペーパーの上を何度かなぞると 出てくる時があります。しかし、ペン先から空気が入ってしまって、ペン先とインクの間に空気の層が出来てしまって いる場合は、再度出始めることはないと思い、替えた方がいいと思います。また、そういう現象が見られず、インクが 大量に残っているように見える場合でも、実は、替芯の外側に色が残っているだけで、実際は内部のインクは全く空 っぽだった!という場合もあります。さらに、長年使用していなかった場合、インク自体が替芯の中で固まってしまっ ている場合もあったりします。「出ない」には、相応の理由があるものです。書けないことにイライラするよりは、高級 筆記具でもないかぎり、替芯の値段は高いものではないので、交換することをお勧めします。 しかし、同じ種類のボールペンで、何度も同じような現象で筆記ができなくなる場合、商品自体の不良の可能性も考 えられるので、ご相談ください。メーカーに問い合わせいたします。 |
Q9 |
写真の人物の赤目を修正できるペンがあったと思うのですが…。 |
A9 |
「呉竹」に、「ZIGレッドアイペン」という商品がありました。(過去形) 網膜反射によって生じるカラー写真の赤目を、塗ることで自然な目の色に修正できるペンでしたが、残念ながら、 廃番になってしまったようです。 現在の写真はデジタルカメラでの撮影が主流で、パソコン内でソフトを使用して赤目補正できるため、需要がなく なってしまったのかもしれません。 けれど、あったら便利なペンですよね。 |
Q10 |
にじまない蛍光ペンがあるときいたのですが。 |
A10 |
「ステッドラー」から出ている、固形蛍光マーカー「テキストサーファーゲル」は、固形なのですぐ乾き、 光沢紙系の用紙にもしっかりマークできてにじみません。柔らかなタッチは、クレヨンに近いものがあります。 未体験の感覚を、ぜひ味わってみてください。 |
Q11 |
消せる蛍光ペンもありますか? |
A11 |
あります。 「パイロット」の人気シリーズ、「フリクション」に、消せる蛍光ペン「フリクションライト」があります。 ボールペン同様、摩擦熱でインクを無色化させる構造になっているので、消しクズが出ません。 書いたり消したりが繰り返せますので、気軽にマークしてみましょう。 ただし、摩擦熱以外の高温でも無色化しますので、公文書や、大切な書類での使用は避けましょう。 |
Q12 |
布への名前書きに適したボールペンがありますか? |
A12 |
あります。 「ぺんてる」に「布書きボールペン」という商品があります。 従来の布書きマーカーでは書きづらかった薄い布から、タオルのような厚い布まで、引っかからずにサラサラ 書けます。 従来品が「染料インキ」を使用していたのに対して、「布書きボールペン」は「顔料インキ」を使用しています。 そのため、布にインクが浸透することによって生じる「にじみ」や、汗や洗濯によってインクが溶け出す「にじみ」 「色流れ」に強く、筆記後も、文字が長持ちします。 |